『島耕作』シリーズ作品概要

 

©弘兼憲史/講談社


ビジネスマンガの金字塔!
1983年に「モーニング」に『係長 島耕作』として登場し、『課長 島耕作』の連載が開始となり40年以上。「初芝電器産業(のちに「TECOT」へと社名を変更)」に勤務するサラリーマン・島耕作をめぐる人間模様や、実社会の時事を取り入れたビジネスマンガの金字塔である本作は、第15回「講談社漫画賞」を受賞し、世代を超えて多くの読者に愛されてきました。シリーズは彼の年齢やポジションにより進化し、2024年現在は“社外取締役”として活躍中です!

コラボ事例 ①:政界に進出!? 佐賀県副知事に就任!

【佐賀県】副知事として県の情報発信を担当

佐賀県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、島耕作が副知事に就任し、佐賀県のスポーツビジネスや半導体産業の情報発信に取り組み、主に3つの分野の公務を担当しました。

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©弘兼憲史/講談社

情報発信公務は、佐賀のスポーツビジネスについて原作者・弘兼憲史監修のオリジナルマンガを特設サイトにて公開。また、マンガを通じてスポーツに興味を持ってもらい、スポーツ文化の裾野を広げるため、講談社の人気スポーツマンガ30タイトル以上と『島耕作シリーズ』、約750冊を集めた特別車「スポーツマンガ号」が東京都内と佐賀県内を走行しました。
また、佐賀県の半導体産業に関して、県内企業、教育・研究機関、行政で組織し、人材育成やサプライチェーンの強化などに取り組む「さが半導体フォーラム」の飛躍を後押しする情報発信を実施。
さらには「副知事 島耕作の執務室大公開展」が開催され、島耕作の執務室仕様となった県庁CLASS(旧知事室)にて期間限定でイベントを開催。連載40周年記念の複製原画などを展示。複製原画が当たるプレゼントキャンペーンも実施されるなど、多岐にわたる企画が展開されました。


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コラボ事例 ②:実在する企業の取締役に就任! サービス訴求の広告塔に

【株式会社 アクト】サイバーセキュリティサービスを島耕作がプレゼンテーション

日本企業のITに関する悩み解決に取り組む株式会社アクトと、『島耕作』がコラボレーションし、主人公の島耕作が、初めて実在する企業の社外取締役に就任することとなり、株式会社アクトに在籍。コーポレートサイトの会社概要にも名を連ね、同社のコンテンツや広告に登場しました。
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©弘兼憲史/講談社

サイバー被害の早期発見と専門家によるサポートを一括して行う同社の新サービス「けんち丸」と、新脆弱性診断サービス「ゼイジャくん」などの広告において、サイバーセキュリティ対策が必要なシーンや、アクトのサービスの利点について分かりやすく解説を行う特別動画が公開されました。
また、WEBメディア「現代ビジネス」では同社の代表取締役と島耕作の対談が実現。アクトが展開するサービスの優位性や、国際資格を保有しているエンジニアが常勤している同社の取り組みについて、これからの時代の情報セキュリティ・サイバーテロを防ぐために必要なことについてなど、内容は多岐にわたり展開され、大きな反響を呼びました。
 

コラボ事例 ③:ラブコールから実現! アーティストとのMVコラボ

【JUJU】楽曲「一線」MVで特別出演

『島耕作』シリーズ全作を何度も読み返すのほどの大ファンと公言している人気女性シンガーJUJUさんの楽曲「一線」と、『島耕作』がコラボレーション。TVドラマの主題歌にもなった同楽曲のミュージックビデオは、「JUJU公式YouTubeチャンネル」において期間限定で公開されました。
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©弘兼憲史/講談社

映像内では、島耕作とヒロインの大町久美子が出演し、2人の出逢いや仲を深めていく様子、すれ違い...といった"悲喜こもごも"を描いた原作でのシーンが使用され、"一線"上を揺れ動く大人の感情を表現した歌詞とJUJUさんの歌がリンクした大人の物語として仕上がりました。
コラボにあたり、JUJUさんは「全シリーズ読破はもちろん、何度も読み返してはいろんな色の溜息をつかされる『島耕作シリーズ』!! 私のMVに島耕作さんと大町久美子さんに出ていただける日が来るとは...まさかの展開にまた一つ新しい色の溜息をついています。一線/島耕作...ウットリです!!」とコメント。
また、著者の弘兼憲史氏からも、「このようなコラボMVを作っていただけるとは『課長 島耕作』連載当時は思ってもいませんでした。音楽も構成も素晴らしく、感動しました。JUJUさん最高!」とコメントが寄せられました。
動画公開当初からまたたく間に大きな反響を呼び、好意的なコメントも多く寄せられるなど、ミュージックシーンでも話題となる事例となりました。