攻殻機動隊とは?



©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会


<作品概要>

情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織「攻殻機動隊」。

1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)、神山健治監督による『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズ(2002年〜)、黄瀬和哉総監督による『攻殻機動隊 ARISE』シリーズ(2013年〜)、ハリウッド実写映画化されたルパート・サンダース監督による『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)等、これまで 様々な作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔。そして、2020年。その最新作となるアニメーションシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』が、新たな未来像を提示する。

神山健治と荒牧伸志によるダブル監督により構築されるのは、「攻殻」史上初となるフル3DCGアニメーション。アクターの演技をキャラクターに反映させるモーションキャプ チャー技術を導入した演出と、3DCGによるフォトリアルなビジュアルにより、未だかつてないサイバーパンクアクションと、草薙素子たちのまったく新しい物語が描かれている。
制作はProduction I.G × SOLA DIGITAL ARTS。「Netflix」にて、2020年春より全世界独占配信開始中。

コラボ事例 ①:情報通信の世界を守るため、公的機関とタイアップ!

【国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)】作品世界観との親和性が起点に

情報通信分野を専門とする日本唯一の公的研究機関である「国立研究開発法人情報通信研究機構(以下:NICT)」とコラボレーション。

「NICT」は、2021年4月に発足した新組織サイバーセキュリティネクサス(Cybersecurity Nexus:「CYNEX/サイネックス」)において「WarpDrive」を再起動し、『攻殻機動隊 SAC_2045』とタイアップを開始。同作品の世界観にプロジェクト全体をアップデートするとともに、各種ユーザビリティを向上しました。

「WarpDrive」では、『攻殻機動隊』の作中に登場するシンボル的存在であるAI搭載の思考戦車「タチコマ」を起用し、PC向けにGoogle Chromeの拡張機能のみで使用可能な「タチコマ・セキュリティ・エージェント(タチコマSA)」を。また、スマートフォンユーザーには「タチコマ・セキュリティ・エージェント・モバイル(タチコマ・モバイル)」の無償ダウンロードを2022年5月31日14時から開始。

多様化・巧妙化を続けるサイバー攻撃。悪性のWebサイトを閲覧したユーザーのみに攻撃が行われるWeb媒介型攻撃正確な実態把握が困難であることが本施策の背景にあり、「NICT」では参加ユーザーのWebアクセスの観測、分析、攻撃検知、ブロック、警告等を行い、Web空間の安全性向上を目指すための事例となりました。


©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

コラボ事例 ②:電脳世界表現における圧倒的存在感!

【KDDI】「au」の「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」で大注目

「au 5G」を提供するKDDI株式会社とコラボレーション。「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」内の取り組みとして、「UNLIMITED REALITY - 渋谷複合現実化ミッション」と題して、渋谷の街で主人公・草薙素子たちが犯人と戦うオリジナルストーリーを360°VRで体感できるオンラインコンテンツを展開。

プロジェクト参画企業および関係企業のTwitter(現:X)アカウントから主要キャラクターの画像を集めてシェアすると、抽選でスペシャルコラボTシャツをプレゼントするキャンペーンや、ユーザーの顔に公安9課メンバーの顔が合成されるインスタグラムのフィルターを使ったスペシャルポスタープレゼントキャンペーンも実施されました。
また、専用のARアプリをダウンロードしてリンクにアクセスすると、自宅でタチコマARが楽しめるコンテンツも配信されました。

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

コラボ事例③:デザイン性の高さはファッション業界でも輝く!

【ニューバランス】スポーツ×アートをテーマに世界的ブランドとのコラボ

アメリカを代表するアスレチックブランドであるニューバランスが”スポーツ×アート”をテーマに、時代を席巻するアーティストと組んでコレクションを展開してきたグラフィックTシャツ「9BOX」シリーズと『攻殻機動隊SAC_2045』のコラボレーション。
 
発売に合わせて雑誌「Rolling Stone Japan」とのコラボレーションによるファッションシューティングが実現。渋谷や原宿を舞台に、主人公・草薙素子らがオリジナルTシャツをクールに着こなす姿が収められたフリーペーパーが配布されました。
また、ニューバランスの公式ストアアプリにおいて、登場キャラクターと一緒に写真撮影ができるフォトフレームが公開されたほか、「ニューバランス原宿」では作中の重要キャラ「タチコマ」が展示され、ファンの間でも話題となり、ファッションに敏感な層にも深くリーチする話題の事例となりました。

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会